<猫>
<今日のおじゃ子>
今日からリビングデビューさせる予定だったのだが、試してみたいことがあって、予定変更。
これまでは、myRoomから出たいと啼き喚くおじゃ子をなだめるばかりだったが、俺達(夫婦)がmyRoomに居て楽しそうにしてたら、おじゃ子はどういう態度に出るか見極めたくなったのだ。
最終的には、日辺りの良いリビングに連れて行ってやりたいが、myRoomが一番楽しい部屋という意識を持ってると、閉じ込められてもそれほどストレスを感じないのではないか。
そうするには、myRoomを楽しい場所と意識させるのと同時に、外(つまり廊下とか)が寂しいところという経験をさせるのがいいかもしれない。ということで、テスト。
 
まず、リビングと別の部屋への扉を閉めておき、動けるのは廊下と洗面所のみ。
myRoomの扉を開けてみると、案の定廊下に飛び出す。
ここで、myRoomの扉を閉めて、孤独にさせてやる。
心細くさせるために、啼いても無視してみることに。 
どうやら、洗面所辺りをうろうろしている模様。
ときどきニャーンと我々を呼ぶ声がするが、思わず相手したくなるを堪えてガマンガマン。
敢えて無視を貫き、myRoomでおじゃ子と関係のない話もして楽しそうな雰囲気を演出。
しばらくすると、部屋の扉の前でガサゴソと音が。
で、扉を少しだけ開けておもむろに部屋の中で猫じゃらしを振ってみると、ダッシュで遊びに参加!
引っかかりやがった。
これまでは、こちらも追っかけることしか知らなかったが、おじゃ子と駆け引きができることを知ったような気が。
これは、良い!
 
2度ほどこれをやると、部屋の中に閉じ込めてもいつもより啼き声が小さい気がする。
本猫もなんとなく納得できたのかもしれない。
 
夜食後、また出て行きたがるので、再度同じ事を。
今度は、リビングの電気を付けっぱなしなので、やたらとリビングに行きたがる。
しかし、敢えて無視。
すると、突然扉の前でニャーンと一声あげるとやたらとでかい足音を立てながらダッシュする音。
気になって覗いて見ると、廊下の途中でこちらを見ながらニャーンと誘う声。
こちらの気を引こうという作戦だったか、見事乗ってしまった。
くやしいので、扉をわずかだけ空けたまま部屋に戻ってやる。
そうすると、また同じようにニャーンの後にドタドタという音。
同じことを繰り返してやがる。(笑)
そのけなげさに愛おしさが募るが、やぱり無視。
もう無理やり無視。
そしたら、諦めたのか扉の前で様子見してる気配。
で、猫じゃらし。
仲間はずれが辛かったのか、ダッシュで参加。
なんて判りやすい子だ。
 
猫とこういう駆け引きができると判ったのは凄い収穫だ。