昨日のK-1 WORLD MAX(http://www.boutreview.com/data/reports/040224k1max.html)

小比類巻が優勝。
一回戦から、変に動きが固く大丈夫かいな?と思ったのだが、どうやら作戦だったようだね。
いつもの小比類巻だと、攻撃しだすと防御がまったくおろそかになって無駄に相手の攻撃を受けることが多かったが、今回はその反省を生かした闘い方に変えたんだろうな。
防御重視にするとどうしてもしょっぱい試合になるのだが、今の彼には試合内容より勝つことの方が重要だろうから正しい選択と言える。

武田幸三は相変わらずよく判らない試合内容。
前回よりは動けてそうだが、ずうっとカウンター狙いで単調な動きしかできないのはちょっとどうなのかなあ。
遺書書いたりとか、小比類巻もそうだがストイックってのは、自分で無駄に精神的なハードルを高くしちゃってる感があるな。

それに引き換え別のブロックの方は、自由人たちの戦いって感じで面白かったな。
イルマッツの不思議な突きは見かけ以上に効くんだろうが、あの安廣がなす術がないというのは驚き。

山本“KID"は爆弾小僧って感じでこれまたとんでもないのが出てきたもんだ。
骨折ということで2回戦は出られなかったが、できればイルマッツとの試合が観たかった。
安廣がやろうとしてた、接近戦の打ち合いは山本“KIDならできたかもしれないと思うだけにもったいないことを。